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本物の鰻屋は30分待たせる

土用の丑の日、ウナギを食べる前に知っておいて欲しいこと



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去年の夏、ある豚角煮丼の店に行ったときのこと。

店内の貼紙には「今月いっぱいで閉店」と書いてある。なんでも、ある老舗の鰻屋が立ち退きとなり、移転先がなかなか見つからないのでとりあえずの仮店舗として、系列店であるこの豚角煮丼の店の場所を使うと。だからこの店は閉店してしまうのだ。

僕は店の親父に言った

「先週その老舗の鰻屋に行きましたよ。夕飯時も過ぎてたから、これから新たに鰻を蒸すだとかで結局40分も待たされましたよ。いくらなんでも40分はあり得ないですよねぇ」

すると店の親父は厳しい表情になり

「お客さん、鰻を知らないですね」と言うのだ。

「鰻はね、ちゃんと一から蒸して焼くと30分かかるんです。先客がいれば40分かかっても不思議じゃあない」

「注文して5分や10分で出てくる蒲焼きなんてろくなもんじゃない、あれは作り置きですよ。本物の鰻屋は30分待たせるものなんです」

うーむ、なるほど。

さすがに夏場の繁忙期やランチタイムともなれば客の入りをみて予め焼くこともあるだろうが、しかしこのうんちくは知っておいて損はない。

先日読んだ美味しんぼにも似たようなことが書いてあったな。

美味しんぼ
美味しんぼ 3巻 第1話/炭火の魔力(鰻の蒲焼き)



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投稿者 ジェット☆ダイスケ : 2007年7月30日 03:58

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